甲状腺がんとは、のどぼとけの少し下に位置する甲状腺にできるがんのことです。甲状腺では生命活動に必要となる様々なホルモンが分泌されており、がんができるとこの働きが阻害され身体に様々な不調が出てきます。

甲状腺がんは比較的進行が緩やかながんであるため摘出すれば100%治るがんとも言われており、生存率が高いという特徴を持っています。

また再発率も低く、その数字は17%程度と言われており、積極的に再発予防に努めていくことでこれを防いでいくことが可能です。

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甲状腺がんの初期症状

喉仏を抑えるお婆ちゃん
甲状腺がんには典型的な症状自体が無く、のどにしこりのようなものを感じる程度です。

稀に声枯れや喉の痛み、嚥下障害などがおきることがありますが、基本的には無自覚のままで進行し、超音波検査を受けて偶然発見されることがほとんどです。(参照:がん治療.com「甲状腺がんとは」)

男女比では女性の方が男性の5倍甲状腺がんにかかりやすいと言われており、30~50歳代での発生がピークとされています。

女性においてこの年代というのはホルモンバランスが崩れやすくなるなど身体に変化が現れやすい時期でもあるため、もし原因不明の不調が続くような場合は一度甲状腺を調べてみるのも方法の1つと言えるでしょう。

症状と原因

医者の注意

甲状腺がんには他のがんのような典型的な症状がありません。声枯れ、喉の痛み、嚥下障害、のどにしこりを感じるといったことがありますが、こういった症状は甲状腺がん特有の症状というわけでは無いため自覚があってもそれと気づくことは非常にまれです。

ほとんどの場合は無自覚のまま発症、進行し、健康診断の超音波検査で偶然発見されるといったことが大半です。

ただこの症状が無いまま発症、進行するという問題は、甲状腺がん自体の進行が非常に遅いこと、悪性度が低いこと、また治りやすいがんである、生存率や再発予防率が高いということから、過度に心配する必要はありません。

また甲状腺がんは、がんができる組織型別でも症状が様々違ってくるため、これと意識して異変を感じ取れるものでは無いとも言えます。

甲状腺がんの原因については、まだはっきりとしたことが解っていません。しかし、遺伝やヨードの摂取不足、放射線などの被ばくなど様々な説が考えられています。

リスク因子には様々なものがありますが、その中でも特に25~65歳までである、女性である、幼少時に頭頸部への放射能治療歴がある、甲状腺腫の既往歴があるといったことに当てはまる場合はリスクの可能性を疑い早期発見に努めるようにしましょう。

検査と診断

聴診器とメモ

甲状腺がんは、触診、腫瘍マーカー検査、超音波検査、X線検査、CT・MRI検査などを組み合わせて検査、診断を行います。

まず触診ですが、甲状腺がんは甲状腺にできたものが首のリンパ節に転移し、しこりが確認できることが多く、そのため医師が直接これに触れてしこりの有無、硬さなどを調べます。

この検査でがんの疑いがあるかどうかは7~9割程度診断することが可能です。

腫瘍マーカーは血液検査の一種で、甲状腺がんのなかでも髄様がんである場合に血液中のCEA、カルトニン濃度をチェックしますが、この検査はがんができていても濃度が変わらないこともあるため、診断材料として用いられることがほとんどです。

初期診断として重要になるのは触診と超音波検査であり、これらの検査において疑わしい場合に他の検査を組み合わせて調べていくことが一般的です。

X線検査などは転移の有無や広がり具合などをより詳しく調べるために行われます。

甲状腺がんは生存率を高めたり再発予防に努めやすいがんであるものの、具体的な症状、原因がはっきりしているものでは無いため、まずは疑いと発見を持つためにも触診と超音波検査がこれに気づくための重要なものとなってきます。

甲状腺がんの病期(ステージ)と生存率(余命)

色々なグラフ

甲状腺がんの進行度を表すステージは、がんが甲状腺内に留まっているか、大きさ、転移の有無、遠隔転移していないかで4段階に分類されます。

甲状腺がんにはいくつかの種類がありますが、その中でも最も多くの割合を占めるのが乳頭がんで、これは全体の9割ほどを占めます。

進行が緩やかかつ転移の可能性も低い、首のしこりによって異常に気付きやすいといった特徴がありますが、1割の確率で悪性度の高い未分化がんに変異する場合もあります。

全体としては原因や症状、生存率と再発予防の高さなど安心できる点が多いものの、悪性の場合には必ずしもこの限りではないため、甘く考えすぎてはいけません。

甲状腺がんそのものにおける生存率は非常に高いものの、遠隔転移し他の器官でがんが発生すれば話は違ってきますから、他のがんと同様に慎重に治療に取りかかっていくことが必要です。

ステージⅣ期以降になると治療が難しく対処療法や緩和ケアといった手段をとっていくことになりますが、この場合にも生存率は高く7割を超えますし、逆に悪性度の高い未分化がんの場合はステージ分類自体が無く、27時間程度で大きさが2倍以上にもなるなど、甲状腺がんはとても特殊ながんと言えるのです。

ステージ0(0期)と生存率(余命)

甲状腺内にがんが確認されない状態であり、特殊な検査でのみ発見可能な状態です。原因、症状、生存率や再発予防について考えるといった段階でも無く、今後甲状腺がんとして進行していくかどうか、経過観察で様子を見ていくことになります。

ステージⅠ(Ⅰ期)と生存率(余命)

甲状腺内にがんがとどまっていて、大きさも直径1cm以下の状態です。甲状腺がんのごく初期段階であり、症状などを感じることもほとんどありませんが、甲状腺に異物感やしこりを感じることも出てきます。

生存率はほぼ100%で、原因を考えつつ治療、再発予防に努めていきます。

ステージⅡ(Ⅱ期)と生存率(余命)

ステージⅠ同様甲状腺内に留まってはいるものの、直径が1~4cm内と甲状腺がんがわずかに大きくなっている段階です。

症状として慢性的に甲状腺に異物感を感じることが出てきます。生存率はほぼ100%で、原因を考慮しつつ治療と再発予防を考えていくことになります。

ステージⅢ(Ⅲ期)と生存率(余命)

甲状腺がんが首のリンパ節に転移している段階です。甲状腺の異物感や、触って解るしこりなどの症状が出てきます。遠隔転移の原因となる恐れも出てくるため、治療、再発予防にも力を入れていきます。生存率は98%です。

ステージⅣ(Ⅳ期)と生存率(余命)

甲状腺がんが他の臓器や組織に遠隔転移している段階です。生存率は70%以上と高いものの、他のがんを誘発する原因となる恐れが高まるため注意が必要です。

極端な症状は無いものの治療が難しく、再発予防に努めながら対処療法や緩和ケアなどを行っていきます。

治療法

手術2

甲状腺がんは、主に外科療法、放射線療法、ホルモン治療、化学療法などを行って治療していきます。中でも多いのは外科療法による甲状腺の切除で、一部又は全部を切除といった方法をとることが多いです。(参照:国際医学情報センター「甲状腺がん」)

がんができている甲状腺を取り除くことで進行、再発予防、生存率などは劇的に高くなりますが、ケースによっては食道や喉頭なども切除する必要が出てくるため慎重な決断が必要となります。

併用することで治療効果が高まることから放射線療法を併用することも多いです。ホルモン治療や化学療法は、進行を抑えるために用いられるもので、治療が困難となるステージⅣにおいても行われる手段です。

甲状腺がんはこれといった原因や症状がはっきりしているものでは無く、また進行が遅く生存率が高いため、様子を観察しながら最適な治療方法を模索していきます。

最も確実な方法である切除も合併症や甲状腺ホルモンの生涯服用などのデメリットがあることから、簡単には決断をせず最善の道を探ってからの判断となるのが一般的です。

こういったことから、甲状腺がんは進行や生存率において安心できる面が大きいものの、治療後の問題をよく考慮する必要があるものと言えます。

手術(外科療法)

甲状腺がんの治療において最も基本となる方法です。ステージⅠ~Ⅲ期においては甲状腺の一部又は全部切除を行います。

また他の器官などに転移している場合には、甲状腺だけでは無くリンパ節や食道、喉頭などを同時に切除する必要も出てきます。

複数ある治療方法の中で最も確実な手段ではありますが、手術の内容によっては生涯甲状腺ホルモンの薬を飲み続けなければいけなかったり、合併症が出る恐れなどもあるため、治療は慎重に決断していく必要があります。

原因、症状、生存率や転移の可能性、再発予防まであらゆることを考えて、外科療法のみでの治療にするか、放射線療法や化学療法などを併用し治療するかなどの検討が必要です。

抗がん剤(化学療法)

進行が遅く悪性である割合が低い甲状腺がんにおいてはあまり用いられることが無い治療方法ではありますが、ケースによって用いられる治療方法です。

シスプラチンやエトポシド、フルオロウラシル、ドキソルビシンといった抗がん剤を単独もしくは組み合わせて使用していきます。

ただ甲状腺がんにおいては悪性度の低いがんにはあまり効果的では無く、また悪性度が高すぎる場合にも効きにくいといった難しさがあるのが難点です。

根本的な治療に用いられる手段では無く、基本的にがんの進行を抑える目的で行われます。

原因、症状、生存率や再発予防などあらゆる点を考慮し、外科治療や放射線治療と組み合わせて行っていくのが一般的です。

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免疫細胞療法

甲状腺がんの治療においては、樹状細胞療法という免疫細胞療法を用いられることが多いです。免疫細胞である樹状細胞を投与することで、これが体内でリンパ球を刺激し、免疫力を高めてがん細胞を攻撃していきます。

手術や入院が必要無く、副作用が少ないといったメリットがあるのがこの治療法の大きな魅力です。

甲状腺がんにおいては放射線治療よりも効果が高いとされているため、標準治療では困難な甲状腺がんにも有効に利用していけます。

明確な症状や原因が無い甲状腺がんにおいてはより安心して受けられる治療であり、身体の免疫力を高めるという効果は生存率や再発予防にもより良い期待をもたらしてくれるといった魅力があります。

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放射線療法

甲状腺がんにおいては主要な治療では無く、サポート的な目的で行われる治療方法です。主に外科療法と併用して行われるものです。

甲状腺がんは原因や症状、生存率や再発予防に関する心配が少ないものの、外科療法による術後の生活に支障がでることも多いため、こういった点に配慮し上手く放射線療法を組み合わせて治療を行っていきます。

放射線療法の具体的な治療においては甲状腺のヨードという栄養を取り込む性質を利用し、ヨードと放射性物質を合成したものを内服、体内で甲状腺のみに放射線を照射する内服療法が中心となります。

しかし、ステージⅢ期以降や未分化がんの場合には、一般的に行われるものと同じ体外照射が行われます。

陽子線治療

陽子線治療は甲状腺がんにおいては、外科療法での治療が困難な場合、手術を希望しない場合に行われます。がん患部をピンポイントに狙って治療を行えることから他の器官に負担をかけずに済む、入院不要で通院で治療が行えるといったメリットがあります。

反面、治療中照射部分に皮膚炎や食道炎を起こすリスクが高まる、治療後に肺炎や甲状腺機能の低下を引き起こすといった症状や副作用が高まってくるのが特徴です。

再発予防や生存率の面においては心配は少ないものの、原因を踏まえて治療を決断する必要があります。また、治療を受けられる施設が少ない、費用が高額といった問題についてもよく検討していかなければなりません。

重粒子線治療

陽子線治療同様、外科療法での治療を望まない場合に検討される治療方法です。陽子線治療よりも正常細胞への影響を抑えられるといったメリットがあります。

通院での治療が可能、短期間で治療が済むなど利点は多いですが、反面治療後に甲状腺の機能などの症状が懸念され、術後の生活について外科治療とどちらを選択した方が問題が少ないかをよく検討していかなければなりません。

また甲状腺がんの治療は原因、生存率、再発予防等様々なことを考慮して決断していく必要がありますが、重粒子線治療についてはこれを受けられる施設や専門家の人数が少なく、さらに健康保険が利かないことから高額な費用についても検討していかなければなりません。

再発防止は?免疫力を上げて予防する!

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甲状腺がんは比較的おとなしいがんであり、経過がおだやかなのが特徴です。外科療法にて非常に高い確率で治療を行うことができ、かつ再発の恐れも少なく生存率が高くもありますが、しかし放置すると原発巣は当然甲状腺外へ発育していくため油断は禁物です。

原因や症状がはっきりしないがんではあるものの、早急に異変を察知し治療に取りかかっていかなければなりません。

治りやすいがんである分、大切になってくるのは再発予防であり、そのためには身体の免疫力を高める方法が非常に有効です。

甲状腺がんの治療においては免疫細胞療法も有効であり、これはがんそのものの治療だけでなく再発予防にもより良い効果を期待できることから、選択肢としてはとても有意義なものと言えるでしょう。

また普段から規則正しい生活習慣や栄養バランスのとれた食事、身体の免疫力の大半を担うとされている腸内環境の改善、ストレスを溜めない、運動不足を解消することなどで再発予防に努めていくことは可能です。

身体の免疫力が高まればその分がん細胞と戦う力も高まりますから、日常の何気ない心がけから予防に力を入れていくことは非常に大切です。

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まとめ

勉強中

他の多数のがんと比べて、甲状腺がんは治りやすくさらに生存率が高いがんであると言えます。

悪性度の割合も低く進行も遅いなど安心しがちな要素が多いですが、だからといって放置すれば確実に原発巣は大きくなりますし、転移の可能性も高まってくるので油断は禁物です。

原因、症状がはっきりしないといった問題があるぶん異変に気づいたらすぐに病院で診察を受け、必要に応じて治療に取りかかっていかなければなりません。

治療については外科療法にて非常に高い確率で治すことが可能であり、これによって再発予防の可能性もぐっと高まります。

しかしやはり具体的な原因が不明であるため、一度このがんを患った場合には少しでも不安が無くなるよう努めていかなければなりません。

がんの再発予防については身体の持つ免疫力を高めることが非常に大切であり、これによってがん細胞と戦う力を備えていくことができますから、生活習慣の見直しから始めて規則正しい生活を送っていけるようにしましょう。

食生活やストレス、睡眠や運動など何気ないことを見直すだけでも免疫力は高まっていきます。特に腸は身体の免疫の大半を担う器官ですから、これを労わる食生活、サプリメントの利用などで上手に管理していくと良いでしょう。

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