皮膚がんとは皮膚に腫瘍ができる病気ですが、実は皮膚がんの中にはさまざまな種類があります。

肌は、表面から表皮、有棘層、基底層、色素細胞と沢山の層が重なって作られています。

表皮にできる皮膚がんは日光角化症、有棘層は有棘層がん、基底層は基底細胞がん、色素細胞はメラノーマという種類のがんと呼ばれています。(参照:国際医学情報センター「皮膚がん」)

皮膚がんは比較的発症しやすいがんといわれており、年間1万人ほどの人が発症するそうです。そのうちの五分の一程の人数が死亡します。そのため、悪化しなければ改善することも十分可能ながんといって良いでしょう。

皮膚がんは内臓ではなく肌表面にできる疾患なので自分で発見しやすく治療しやすいのが生存率の高さにつながります。

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一番の原因は「紫外線」

紫外線を多く浴びると皮膚がんになりやすいため、紫外線が多いオーストラリアやヨーロッパの人は皮膚がんの疾患者も多いでしょう。日本は比較的、皮膚がんが発症しにくい国なのです。

また、遺伝的要因、高齢化、慢性的な皮膚疾患、放射線、化学物質などが原因で起こる場合もあります。

がんの原因の多くは喫煙や生活習慣の乱れですが、皮膚がんは内臓ではなく肌表面にできる病気なのでこれらが原因にあげられます。

症状について!初期症状はあるの?

バインダーにメモをとる医者

皮膚がんになると、肌表面にほくろやあざ、色ムラのようなものが発生します。そのため初期は気づかない人も多いでしょう。

しかし、普通のほくろとは違い、皮膚がんが原因で起こる肌の変化はいろいろあります。

まず、ほくろやシミに似ているけれども盛り上がっていたり、少しずつ形や大きさが変化していく可能性が高いでしょう。

皮膚がんができている部分はごつごつしたりざらざらしたり肌触りが悪くなったりしますし、皮膚との境目が不明瞭になる場合もあります。(参照:国立病院機構大阪医療センター「皮膚がん」)

皮膚がんが悪化すると出血したり炎症が起こるので、この段階まで行くと気づく可能性が高いはずです。

しかし、がんは早期発見早期治療が大切です。

ただのほくろやあざ、シミだと見逃さずに、できるだけ早く気づき検査を受ける必要があります。

もし体に新しくほくろができたら、でこぼこと盛り上がっていないか、皮膚との境目がわかりにくくないか、通常のほくろよりも大きくないか、炎症などができていないかなどを確認してください。

もちろん、素人目ではわからない部分もあるので、気になったときは一度皮膚科医などに相談をしてみると良いでしょう。

痛みなどはありませんが、肌表面にできるわかりやすいがんが、皮膚がんなのです。

検査と診断

検査

皮膚に異常が起こったら、まずは皮膚科などに行き検査を受けましょう。

皮膚がんかどうかの検査は、主にダーモスコピー検査、バイオプシー、超音波、X線、CT、MRIなどで行われます。

肌表面にできるがんなので、まずは医師の視診と触診から入ります。視診といってもただ見るだけではなく、よく見えるように拡大鏡を使い観察していくのです。これが、ダーモスコピー検査です。

肌表面にエコーゼリーを塗り強い光を当てながら拡大鏡で見ると、皮膚がんの内部をしっかりと観察することができ、ただの肌トラブルやほくろ、しみなのか皮膚がんかどうかが判断できます。

この検査で皮膚がんの疑いが掛かった場合は、皮膚の一部を採取してバイオプシー検査に入ります。

バイオプシー検査とは、顕微鏡を使って詳しく皮膚がんの状態を調べる検査のことです。

ダーモスコピー検査で皮膚がんの疑いが掛かった場合、超音波検査、X線検査、CT検査、MRI検査などを行う場合もあるでしょう。

これらの検査を行うことで、がんの大きさや広がり具合、他の部位に転移していないか同かを明確に検査することができます。
皮膚がんではなく良性の腫瘍だった場合でも、これらの検査を行いその後の治療に進みます。

皮膚がんの病期(ステージ)と生存率(余命)

聴診器

皮膚がんにはさまざまな種類があり、種類によって生存率もステージの度合いも変わってきます。
比較的生存率が高いがんではありますが、皮膚がんだからといって安心することはできません。

皮膚がんの生存率は、体の内部に近ければ近いほど低くなっていきます。

まず、肌の表面にできやすい基底細胞がんは、転移する可能性も低く治癒もしやすいでしょう。

有棘細胞がんは、基底細胞がんほどではありませんが、悪化はしにくいです。しかし気づかないまま放置してしまうと、そのままリンパや血液の流れに乗り全身に転移する可能性があるので注意をしてください。

最後に、悪性黒色腫であるメラノーマは皮膚がんの中でも最も危険ながんです。皮膚といっても肌の奥に出来るため気づきにくく、早い段階から他の部位に転移する可能性があります。また、一度完治したとしても再発する可能性が非常に高いがんなので油断をすることができません。

皮膚がんは比較的治りやすい、といっても部位によって大きく違います。また、皮膚がんは悪化すると皮膚の下にある筋肉や骨にまで影響を与える可能性があるので油断はできません。できるだけ早く治療をするようにしましょう。

ステージ0(0期)と生存率(余命)

基底細胞がんでも有棘細胞がんでも、ステージ0段階は表皮内にできるがんであり、がんになる前段階のものです。
この段階ではがんとは言い切れず、発見も難しいでしょう。そのため生存率もわかりません。

ステージⅠ(Ⅰ期)と生存率(余命)

基底細胞がん・有棘細胞がんの場合は直径2センチ以下、悪性黒色腫の場合は直径1mm以下で皮下組織などにとどまっていて他に転移していない状態のことを言います。

生存率は基底細胞がん・有棘細胞がんの場合はほぼ100パーセント、悪性黒色腫も95パーセント以上です。

ステージⅡ(Ⅱ期)と生存率(余命)

基底細胞がん・有棘細胞がんの場合は直径2センチ以上、悪性黒色腫の場合は直径2ミリ以下で他に転移がない状態のことを言います。

生存率は基底細胞がん・有棘細胞がんで85パーセント、悪性黒色腫でも70~80パーセントほどです。

ステージⅢ(Ⅲ期)と生存率(余命)

どのがんの場合でも、特定の部位を越えて筋肉や軟骨、骨、リンパや周辺皮膚にまで転移している状態のことをいいます。

生存率はいずれの場合も50~60パーセントとなっています。また治ったとしても再発や完治の可能性は十分にありえます。

ステージⅣ(Ⅳ期)と生存率(余命)

他の臓器にまで転移している状態が皮膚がんのステージ4です。

生存率は、普通の治療を行った場合でも30パーセント以下、悪性黒色腫の場合は生存率は10パーセント前後になるでしょう。

治療法

ピースをする看護婦

皮膚がんの治療は主に、手術、抗がん剤、放射線療法の3パターンとなっています。

基本的には、皮膚がんは見つかり次第手術で取り除くことがほとんどです。皮膚表面のため取り除きやすく、部位によっては転移もしにくいため簡単な手術の場合もあるでしょう。

もちろんステージが進行すればするほど手術も難しくなってしまいます。

肌にできた異物を取り除くだけで手術は完了します。

がんの治療は手術、抗がん剤、放射線の3つが主流ではありますが、皮膚がんは手術が一番一般的な治療方法なのです。

そのほかの治療が用いられるのは、患者が高齢の場合、体力がない場合、手術をしても完治が難しい場合などです。また、術後に再発する可能性が高い場合はしばらく抗がん剤が投与される可能性もあるでしょう。

皮膚がんはがんの中でも治りやすい、といわれていますが転移してしまったり転移して他の臓器にまで侵食すると、手術で簡単に取り除ける状態ではなくなってしまいます。

そうなると、治療もどんどん難しくなりますし生存率もどんどん低くなってしまう可能性があります。

早い段階で発見して手術さえすれば治りやすいがんなので、違和感を感じたらすぐに医師に相談をしてください。

手術(外科療法)

皮膚がんの治療の基本は手術です。

手術で取り除くことができれば、その後完治する可能性も高いでしょう。

基底細胞がんの場合は、手術で取り除くことができれば完治する可能性はとても高いです。

有棘細胞がんは、悪化するとリンパをたどって転移する可能性もあります。また、切除の範囲が広くなればなるほど難しい手術になるため、手術以外の方法を取る場合もあります。

悪性黒色腫は顕微鏡検査でがんの厚さを調べた上で手術に入ります。

がんの大きさによって、数ミリ切り取るか、数センチ切り取るか変わってくるのです。

また、悪性黒色腫は放置すると遠隔転移する可能性もあるので他の部位に転移していないかを確認しながらの手術となるでしょう。

抗がん剤(化学療法)

皮膚がんは手術のみで治る場合もありますが、治らない場合もあります。

たとえば有棘細胞がんは、抗がん剤を投与することによって緩和療法の効果があったり、再発率が低下するというメリットがあります。そのため、抗がん剤としてシスプラチンなどが用いられる場合があります。

悪性黒色腫は、ダカルバジンを用いた抗がん剤治療が行われることが多いでしょう。

また、悪性黒色腫治療には免疫チェックポイント阻害薬が用いられることがあります。

これは、体の中の免疫細胞を活性化させることでがんを縮小させたり転移を食い止めることができます。皮膚障害などの副作用が起こる場合もありますが、悪性黒色腫を抑制するために効果的な治療方法です。

皮膚がんに有効性(効果)が認められている治療法

皮膚がん治療は手術と抗がん剤以外にもさまざまな治療方法が用いられています。

たとえば免疫細胞療法です。これは、患者本人の細胞を体外でたくさん増やし強化したうえで体内に戻すという療法です。

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この療法は近年とても注目を集めている方法で、抗がん剤治療に比べて副作用がない点が特にメリットだといわれています。

免疫細胞療法を用いることでがんの転移を防止することができる全身療法となっています。

抗がん剤などの治療方法は行わず症状を和らげることができますし、ベストサポーティブケアとして効果的なのです。

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放射線治療

MRI

次に、放射線療法です。これは、腫瘍の成長を遅らせたり小さくするために用いられている治療方法です。がんのステージが進むのを食い止めることができますし、臓器の機能や形の温存をすることができます。

あくまで局所的な療法ではありますが副作用などもなく、高齢者や体力のあまりない人にでも治療ができるため、放射線療法を行う方も多いのでしょう。

陽子線治療はがん局部にのみ照射する放射線治療です。周辺の細胞を傷つけることなく安心して治療を行うことができます。

痛みがなく、体への負担も少なく、治療時間も一日15分から30分程度と実践しやすいのも魅力でしょう。

一日一回、週数回の治療を繰り返して行われています。

重粒子線治療

重粒子線治療は、さらに小さく局部に向けての治療を行うことができる治療方法です。がん細胞を殺傷する効果は陽子線治療の数倍ともいわれています。

体の奥深くに存在するがんの治療にも効果的です。

このように、皮膚がんはさまざまな治療方法があり、症状や進行具合によって治療方法を選択する形となっています。

ステージ0から2の場合は手術で取り除き、センチネルリンパ節生検によって転移なしだと判断された場合は、再発や転移の予防として経過観察を行ったり、インターフェロン治療や薬物療法が続けられます。

センチネルリンパ節生検とは、がんが最初に転移するリンパ節のことです。この部分に転移していなければ他部位にも転移していることはないだろうと判断されてその後の治療に進むことができるのです。

ステージ3の場合はがんの切除手術を行ったあと、皮膚転移や皮下転移の部分を切除したり、薬物療法や放射線治療を用いて転移がないかどうか、これ以上酷くならないかの治療に進めます。
その後、リンパ節敦清を行い転移問題がなければ再発や転移の予防治療に入ります。

ステージ4やステージ3で改善が見られなかった場合は、手術、薬物治療、放射線治療などさまざまな方法を組み合わせた修学的治療を行い、場合によっては緩和ケアも取り入れていきます。

緩和ケアは患者のニーズに応じてさまざまな方法が取り入れられています。

ステージ4の場合は体のさまざまな部位に転移している可能性があります。そのため切除できるところは切除しつつ症状や患者の体力、意向を見てその後の治療方法を決めていくのです。

再発防止は?免疫力を上げて予防する!

ウォーキング

皮膚がんは比較的治りやすく治療もしやすいがんです。

しかし皮膚がんの中には悪化しやすく再発もしやすいメラノーマという種類もあります。そのため、どの種類の皮膚がんでも、一度完治したとしても、その後再発しないように心がけることが大切です。

まず大切なのが皮膚をいたわることです。皮膚がんの一番の原因は、紫外線です。強い紫外線を浴び続けると、どうしても肌に負担がかかり病気になりやすくなってしまうでしょう。また、肌荒れや肌トラブル、炎症なども同じです。

できるだけ肌に負担が掛からないように心がけることが一番の皮膚がん再発防止方法です。

また、一度皮膚がんをわずらった人は、ちょっとした火傷、ヘルペス、炎症などでも病院に行くようにしましょう。皮膚が弱ってしまっている状態なので、できるだけ早く対策をすることが重要です。

そして免疫力を高めることも大切です。免疫力を高めることで、内臓はもちろん皮膚の健康も守ることができます。

免疫力が高ければ、肌トラブルもすぐに治りますし、皮膚がんも再発や悪化がしにくい状態になるのではないでしょうか。

免疫力を高めることは、皮膚がんはもちろんあらゆるがんの予防につながります。

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まとめ

メモ

皮膚がんはがんの中でもそこまで怖いがんではありません。

それでも、できる限り予防をするべきであり、万が一発症してしまった場合は治った後も気を抜かずに再発予防を心がけるようにしましょう。

そのためには、免疫力を高める必要があります。免疫力は、肌を守るためにも欠かせません。

免疫力が高いからこそ、肌荒れ、炎症、火傷なども早い段階で改善することができます。美肌が気になる女性も、免疫力を高めると美肌や美白、肌トラブルに高い効果があると日々免疫力を高める生活を心がける方が増えています。

もちろん、免疫力を高めることで皮膚がんを予防したり、皮膚がんになったあとの生存率を上げる、再発予防の効果をもたらすなど様々な効果を実感することができるでしょう。

皮膚がんは悪化すると他の部位に転移する可能性もあります。もし皮膚がんになってしまった場合は、すぐに免疫力も高めるように心がけてください。

免疫力を高めるためには、健康的な生活、しっかりとした栄養の摂取が一番です。免疫力が高まれば高まるほど体力もついてきます。がん治療は体力もとても重要です。

免疫力を付けることは、がん予防、生存率の上昇、再発予防やあらゆる病気の予防に高い効果をもたらしてくれるでしょう。